敷島レナの元彼氏。自称「最悪」の人物。キリコの恋人を駅のホームから突き落として殺害した。以前より悪人に憧れていたが、実際に悪行(殺人)を犯した後は、その罪の意識に苛まれ苦しんでいた。善でも悪でもない境地を標榜する“ともだち”とは思想的にかなり乖離があった。“ともだち”にキリコ攻略のためのナンパマニュアルを贈呈しており、入信前から、そのマスクもあってかなりもてたと推測される。関東軍の基地でケンヂに圧倒され負けを悟る。 三ツ木康隆 ユキジの麻薬取締り官時代の上司。国際伝染病救済基金の貸会議室 。元厚生労働大臣。“ともだち”亡き後、初孫の誕生をきっかけに考えを変え平和路線を推し進めようとしたが、その矢先に落下したトレーラーの下敷きになり死亡。彼の死後、家族は行方不明となる。 山崎(山さん) 元警察庁長官。かつては蝶野将平の祖父である伝説の刑事“チョーさん”の相棒だったが、“ともだち”の謎に近付きすぎたチョーさんを「絶交」し殺害した。2014年には、ノンキャリアからの初の警察庁長官となっていた。優秀な警察官であったチョーさんに対して羨望と激しい嫉妬の念を抱いており、自らの能力の限界を嘆いていたところ、“ともだち”からの救いの一言がきっかけで以後信奉者となる。蝶野を絶交しようとしたこともあるが、ともだち暦以降は蝶野を殺さず国境送りにするにとどまっている。ともだち暦3年の混乱時に、粛清されかけたところを蝶野にチョーさんの殺害容疑で逮捕・保護される。 高須光代(たかす みつよ) 万丈目の愛人。ドリームナビゲーターになる以前は小学校教師をしていた。“ともだちランド”のドリームナビゲーターとして、“ともだち”に疑問をもつ者たちの洗脳を行う。体を鍛えているらしく、医師から「完璧な体」と絶賛される。“ともだち”の高位幹部にもかかわらず、「絶交」や「ともだちランド」で洗脳の不完全な者の探索を直接指揮していた。“ともだち”の精子を体外受精させ、自らが聖母として“ともだち”の子を産もうとする計画を立てている(後に受胎したが、その子が西暦以前の“ともだち”つまり初代フクベエの子なのか、それとも2代目の子なのかは明らかにされていない)。のちに万丈目を暗殺し、“デザイン会社 ”の中枢を「絶交」の恐怖で支配する。 スペードの市 矢吹丈(ケンヂ)とともに関所を突破した謎の人物。病気の妹がおり、彼女の薬代を稼ぐために一時は蝶野を関東軍に引き渡してしまうが、すぐに引き返し蝶野を助け出した。その後は蝶野や仲間達と共に関東軍総統の本拠地へ乗り込み、そこで矢吹丈の正体を知る事になる。ナイフ投げが得意。 関口先生 ケンジ達の小学校の先生。キリコの担任でもあった。同窓会があった1997年当時は息子夫婦と同居していたようだが、2014年当時は老人ホームに入っていた。小学校5年生の遠足の際にサダキヨを大写しで写真に撮っており、後にその写真を老人ホームにやってきたサダキヨに渡し、自分の存在は希薄だと思っていた彼を感動させる。 ウイルス 世界を二度にわたって滅亡の危機に追い込んだ殺人ウイルス。“血の大みそか”以前のものは潜伏期間が無いに等しく、発症後はすぐさま体中至る所から激しく出血、感染者を即座に失血死させる。2015年に使われたものは風邪によく似た初期症状がまず現れ、その後数日の間に前述のような大量出血を引き起こす。キリコとフクベエと同級生であったヤマネのグループが開発してきた。これらにより世界人口の半数以上の人々が感染し死亡する事となり、人類が存亡の危機に立たされる事となった。 絶交 “ともだち”側の人間が敵対する者や邪魔者を殺すことを指す。 首つり坂の事件 1970年、ケンヂたちが首つり坂の屋敷で幽霊を見に行った出来事。首を吊って先物取引 を遂げた女性の幽霊が出る、という噂が当時有名だった。バーチャルアトラクションでは1971年の出来事になっていた。 友民党(友達民主党) “ともだち”の信者たちで構成される政党。万丈目を党首として市民の支持を得て、遂には連立内閣に組み入り、結果“ともだち”は政治的権力を持つ。 地球防衛軍 ウイルスをばらまいた宇宙人の侵略から地球を守るために、“ともだち”が作った部隊。東京の本部は高さ数百メートルの建物。特撮のような制服とヘルメットを身につけており、レーザー銃(但し玩具のように極端に出来が悪い)で武装している。一応拳銃などの現実的な武器も所持している。 親友隊 “ともだち”の親衛隊。任務内容は地球防衛軍とほぼテレマーケティング している。指揮権は当初、万丈目が持っていたが、殺害後は新幹事長となった高須が掌握する。 ともだちランド 遊園地のような施設。”ともだち”に関わる事柄について調べている青少年が主にその対象となるため、“ともだち”に対する強い信仰を持った人物か、逆に“ともだち”に対する不信感を持った人物が主なターゲットとなっている。さまざまなアトラクションがあり、その中の一つにケンヂや“ともだち”の子供時代を再現した仮想空間もある。ここで成績が悪かったり、洗脳されずに研修を終えた者は、再洗脳のためともだちワールドという場所へ送られる。 ドリームナビゲーターと呼ばれるスタッフが洗脳の必要がある人物を見つけ出し、教育や指導を行う。またドリームクリーナーと呼ばれる清掃員が万遍なく配置されており、園内は常に清潔に保たれ塵一つ落ちていない。ヨシツネは2014年当時、ドリームクリーナーとしてともだちランドに潜伏しており、ここで小泉響子と出会った。 エロイムエッサイムズ 小泉響子が追っかけをしていたバンド。一時期はお笑い芸人のような仕事をしていた。メンバーはルシフェル会議室 、メデューサ井上、ダミアン吉田(脱退)、穣二・A・ロメロ(新加入)・不明 の4人で成り立つ。2014年のある夜にダミアンは西日暮里の交差点で「悪魔くん」(遠藤ケンヂ)に出会い、彼の作った曲と破天荒なギター技術を教わった。それによりダミアンは演奏中たびたび独走状態に入るようになり、他のメンバーとの関係が悪化しバンドを脱退。その後は穣二・A・ロメロが彼の後釜として加入する。後にダミアンはカンナ達が開いたライブにてロメロと入れ替わりで復帰した。 穣二・A・ロメロの名前の由来は「ゾンビ」シリーズの監督として有名なジョージ・A・ロメロ。ダミアン吉田の名前の由来は映画「オーメン」の主人公ダミアン・ソーンだが、初期聖飢魔IIのリーダーであったダミアン浜田が直接の由来である。 2000年血の大みそか 世界各地で突如ウイルスが撒き散らされた事件。2000年12月31日に起きた事件であるためこのように名付けられた。これを切っ掛けに“ともだち”と、彼の率いる友民党が名実共に英雄となった事件でもある。首謀者は当時テロリストとして指名手配されていたケンヂ一派とされ、後の教科書にも正史として記録された。実際は“ともだち”による犯行で、自作自演である。 超能力 主にスプーン曲げに代表されるが、カンナと神様には予知能力らしきものがある。フクベエ、万丈目、カンナ、に関わる出来事で、スプーン曲げの場面がいくつか描かれている。が、一方で単なるイカサマであるというシーンも描かれており、ほとんどの場面では超能力が曖昧な存在として描かれている。ラビットナボコフの場面ではこのカンナの持つ予知能力に似た力と、人を惹きつけるカリスマ性が合わさって、一気にカジノひとつを潰せるほどの額を稼ぐ事が出来る程の大活躍を果たした。だが、彼女が稼いだ金は結局全額周りの人たちにばら撒くことになってしまった。